「サンゴの産卵プロジェクト」にて実験補助をするカレッジ生、インターンシップ生を募集します。
KIKAI College 伝えるプログラム サイエンスコミュニケーション実践講座
[研究事業、実験補助]
奄美群島では6月ごろからミドリイシ属をはじめとしたサンゴの一斉産卵が観察されます。喜界島の沿岸での一斉産卵の観察、および実験用のサンゴ幼生の飼育を通して、サンゴの生態を体感します。

背景
喜界島では6月中旬の大潮付近にミドリイシ属サンゴの一斉産卵が観察されています。喜界島サンゴ礁科学研究所は、毎年喜界島でのサンゴの一斉産卵の観察記録とサンゴ幼生の飼育実験を行なっています。島の中では身近なところでサンゴの産卵が起こっていることをまだ知らない方もたくさんいます。観察や実験は学術的な重要さとともに、研究所に見学に来る地域の方に紹介するなど、サンゴ礁の豊かな自然を再認識してもらうことも目的としています。
プロジェクト詳細
喜界島ができた10万年前から続く、サンゴの産卵を観察・記録しよう。サンゴの幼生飼育実験を体験し、サンゴの成長過程を理解する。サンゴ礁の自然を地域の財産として活用できるよう、サンゴの成長や観察記録をまとめ、地域に伝える展示資料を作成します。
【プロジェクト内容】
喜界島サンゴ礁科学研究所の研究・教育・普及に関する業務
・研究所の事業に関する調査・運営補助
・研究活動に関する実験補助
【イベント実施日】
令和5年6月中旬
【開催地】
喜界島
【応募スケジュール】
・随時募集
※ KIKAI Collegeプログラムに初めて参加される方は書類審査及び面接を実施いたします。開催日の二週間前までにエントリーしてください。
【受講料】
無料
※収益が出るプロジェクトに関しては奨学金として還元される場合があります。
【参加応募申し込みフォーム】
https://forms.gle/tjYRoavY1dZ8sGbZ7
【参加決定後のスケジュール】
令和5年6月中旬のサンゴ産卵に合わせた観察とそれに引き続いてのサンゴ幼生飼育実験の補助をお願いします。サンゴの一斉産卵は決まった日に起こるものでないので、6月3日の大潮、もしくは17日の大潮の前から、喜界島に滞在できると望ましいです。飼育実験は内容にもよりますが産卵から1〜2ヶ月継続します。特に産卵直後は手がかかるのでこの期間を一緒に作業できるとありがたいです(サンゴの発生の様子が見られるのもこの時期)。観察記録をまとめSNS発信や現地での展示資料を作成していきます。
【応募条件】
・全年齢対象、学部学科不問
・自然科学や地域づくりに興味がある方
・サンゴの飼育実験を通して、サンゴの幼生飼育を学びたい方
・観察記録をまとめ、地域に紹介する資料づくりを学びたい方
・地域の方々とコミュニケーションを積極的にとり交流できる方
・オンラインコミュニケーションツール(Zoom, Slack)等を使用して、企画や打ち合わせを行いますので、最低限のPCスキルを持っていること(スマートフォンのみでの参加は不可)
・未成年者の場合は、事前に保護者の了承を得ること。
【採択予定人数】
・2名
【お問合せ】
college@kikaicollege.org