サンゴ塾 〜地球環境リーダー育成塾〜
サンゴ塾では2021年度から文部科学省・JSTのジュニアドクター育成塾の⼀環として、全国の大学・研究機関に所属するサンゴ礁研究者によるフィールドワークとレクチャーシリーズを実施します。
実際のサンゴ礁とそこに住む人々、そして地球環境課題の解決を目指しながら、新たな研究の種を発掘します。2年目以降は実際に研究計画を立てて、研究者の個別指導を受けながら研究を進め、将来の地球環境課題を解決するリーダーの育成を行います。
10月24日開催の第2回レクチャーでは、東京大学大気海洋研究所白井 厚太朗博士に「海の研究者ってどんな仕事?」をテーマにお話しをいただきます。

海の研究者ってどんな仕事?
白井 厚太朗 博士(東京大学大気海洋研究所)
「博士」や「研究者」と聞くと、どんな仕事を思い浮かべますか?難しそうな本が山積みになっている部屋にこもって勉強をしている?いつも白衣を着て一日中実験している?
「海の研究」と聞くと、どんな内容の研究を思い浮かべますか?魚やクジラのこと?海流や津波のこと?海洋汚染や地球温暖化のこと?
身近に感じられる海ですが、実は「こんなこともわかってないの?」ということがたくさんあります。では、研究者ってどんな仕事で、どうやって海のことを研究しているのでしょうか?日常生活から船での調査の様子まで、「海の研究者」について写真や映像を交えてお話します。