サンゴ礁サイエンスキャンプ

―さんごの島「喜界島」で本物の研究者から学ぶ教育プログラム―

KIKAI collegeのプログラムのひとつ、サンゴ礁サイエンスキャンプでは、毎年、夏休みの期間に全国の小中学生・高校生を対象に、喜界島に滞在して学ぶサイエンスキャンプを実施しています。小学校3年生から中学生までを対象としたジュニアコース、高校生を対象としたアドバンスコースがあります。

※ 今年度はコロナウイルスによる感染対策のため、小中学生の場合は、保護者の方と一緒にご来島をいただき、宿泊と朝食・夕食は島内のホテル・民宿等をご利用いただくことをお願いしております。


※高校生の場合は保護者の同伴は必須ではありません。

※ ジュニアドクター制度により一年間、KIKAIカレッジで学ぶ方が優先参加となります。ジュニアドクター制度(対象:小学5年生~中学3年生)についてはこちらのページを参照ください。

ジュニアコース:小学校3年生から中学校3年生まで

期間:2021年8月5日(木) ~9日(月)  4泊5日間
*講師ひとりにつき、小学生、中学生、高校生、大学生、大学院生をそれぞれ含む研究チームを結成して、3日間の調査をおこないます。

8月5日 17時-18時半 開講式・研究チームとテーマの発表
8月6日 研究実習(海洋実習)
8月7日 研究実習(屋内での実験・野外調査)
8月8日 研究実習・成果発表会
8月9日 9時~11時 閉講式

アドバンスドコース:高校生・サンゴ塾

期間:2021年8月5日(木)~16日(月) 11泊12日
*ジュニアコースよりさらに深く調査・研究を続け、研究レポートの作成を行います。
8月5日~9日  ジュニアコースに参加
8月10 日 大学教員によるレクチャー・研究テーマ・メンターの決定
8月11 日~15日 各自 研究・調査
8月15日夕方 研究成果発表会 8月16日 閉講式・解散

■募集人数
ジュニアコース(小・中学生):40名、アドバンスドコース(高校生):10名
※応募者12名以上より実施します。応募多数の場合は抽選により参加者を決定します。

■費用
ジュニアコース(小・中学生):5万円,アドバンスドコース(高校生):10万円
※プログラム実施時間中の昼食代、移動、施設使用料、研究に使う物品を含みます。

※喜界島及びレクチャー開催場所への交通費、宿泊費、食費は別途かかります。
(参考価格)8月開催キャンプ 喜界島までの往復の旅費・宿泊費
ジュニアコース(4泊5日の場合)
東京/羽田空港発着 大人:118,080円~​ 小人:88,080円~​
大阪/伊丹空港発着 大人:104,120円~​ 小人:72,360円~
福岡/福岡空港発着 大人:100,620円~ 小人:67,500円~​
鹿児島/鹿児島空港発着 大人:80,900円~​ 小人:45,600円~​

アドバンスコース(11泊12日の場合)
東京/羽田空港発着 大人:169,480円~​
大阪/伊丹空港発着 大人:150,520円~​
福岡/福岡空港発着 大人:138,520円~​
鹿児島/鹿児島空港発着 大人:118,800円~​

■応募期間
一次募集 2021年6月16日(水)~6月23日(水)
二次募集 2021年6月23日(水)~6月30日(水)
三次募集 2021年6月30日(水)~7月30日(金)
*二次募集期間は終了しましたが、引き続き参加者募集中です。

■応募方法
下記フォームよりお申し込みください。ジュニアドクター制度をご利用の方はジュニアドクター制度のページからご応募ください。
■結果のお知らせ
2021年7月2日以降にメール(college@kikaireefs.org)からご入力頂いたメールアドレスにご連絡いたします。

■持ち物
キャンプ
野外調査できる服装(日数分)、スニーカー、サンダル、水着、海にそのまま入っても良いTシャツやラッシュガードと短パン、軍手、帽子、バスタオル(2枚以上)、ハンドタオル(2枚以上)、ノート、筆記用具、保険証、常備薬、日焼け止め、虫除け、シュノーケリング用のマスク、シュノーケル、フィン(個人用をお持ちの方はご持参ください。持っていない方には、研究所にて貸し出しいたします。)、新型コロナウイルス対策としてのマスクや消毒液など

■特記事項
※喜界島、及びレクチャー開催場所への交通費や宿泊費、食費は別途必要です。
※キャンプは喜界島集合、喜界島解散です。喜界島までの空路については、参加者へ旅行会社をご紹介させていただきます。
※参加者は旅行保険に加入していただきます。保険のお申し込みについても参加者へ旅行会社をご紹介させていただきます。
※雨天の場合は、屋外でのプログラムを変更する可能性があります。
※台風など、天候不良により航空便に欠航が出た場合は中止いたします。プログラム中止となった場合は、オンラインなど代替の形で実施を予定しています。
※新型コロナウイルス対策のため、マスクの着用をお願いさせていただいています。詳しくは「新型コロナウイルス対策について」をご確認ください。
※ご利用予定の飛行機が欠航となった場合の対応は、取り扱い旅行会社、航空会社にお問合せください。
※宿泊先から研究所までの移動については、ジュニアにご皆様は各自お手配ください。(公共の交通機関(バス)、タクシー、レンタカーなど。)アドバンスにご参加の皆様は研究所指定の宿泊先となり、送迎もいたします。

■新型コロナウイルス対策について
・本プログラムにご参加される皆様にはマスクの着用を常時お願いしております。(海でのフィールドワークなど着用が困難な場合は除く)
・健康上や身体上の理由でマスク着用が困難な場合については事前にご相談ください。
・主催者側の指示に従っていただけない場合はご参加をお断りする場合もありますので、ご了承ください。
・緊急事態宣言地域からの来島はP C R検査(参加者負担)をお願いすることがあります。その場合の検査費用は参加者負担となります。
・新型コロナウイルスの感染状況(全国的な緊急事態宣言発令や喜界島島内での感染爆発などによる宣言が発出された場合)により、プログラムを中止せざるおえない場合は、1週間前を目処に参加者へお知らせをいたします。公的機関発信の宣言などがあれば航空券、宿泊費はキャンセル料が免除されます。お客様都合によるキャンセルの場合は、規定のキャンセル料が必要となります。
・弊所の新型コロナウイルス対策については、こちらをご確認ください。

■お問い合わせ先
mail@kikaireefs.orgまでお問い合わせください

■講師・スタッフ紹介

渡邊 剛 博士

喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長
北海道大学大学院理学研究院 講師

北海道大学理学部卒業.北海道大学地球環境科学研究科博士課程修了.オーストラリア国立大学,フランス国立気候環境研究所,ドイツアーヘン工科大学ハワイ大学などで研究員を歴任.サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために

世界の海を駆け巡り未踏の地を探求するうみぼーずハンターズ.喜界島に魅了され弟子の山崎と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設.現在,精鋭部隊と共に研究所の発展と国内外からより多くの仲間を集めるために奮闘中.

山崎 敦子 博士

喜界島サンゴ礁科学研究所 所長/副理事長
九州大学大学院理学研究院 地球惑星科学部門 助教

2013年3月北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士後期課程修了.博士(理学).東京大学大気海洋研究所,GEOMARヘルムホルツ海洋研究センター,北海道大学大学院理学研究院で研究を行い,2018年4月から九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門助教.2014年5月に初めて喜界島を訪れ,ダイナミックな隆起サンゴ礁の景色に感動し,同年12月喜界町民になる.喜界島に国際的なサンゴ礁の研究所を作るため,渡邊理事長とともに2014年7月任意団体喜界島サンゴ礁科学研究所を発足.たくさんの仲間を得て,2015年8月喜界島サンゴ礁科学研究所を開所.地球環境変動,海の物質循環,サンゴ礁の形成,サンゴの進化など研究したいことが盛り沢山.

駒越 太 博士

喜界島サンゴ礁科学研究所研究員

2018年9月北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士後期課程修了.博士(理学).2018年4月より現職.博士課程より大型二枚貝シャコガイの殻の化学・同位体比分析と成長線の観察を組み合わせて、台風などの海洋環境を復元する研究を行っている.2017年より喜界島に滞在しながら海洋観測や喜界島サンゴ礁科学研究所の研究体制を確立できるよう奮闘中.地質調査や生物調査,サンゴの島の文化調査など,調査にいらした研究者の同行をさせてもらい多分野の経験を積ませてもらっている.趣味は水族館巡り,好物はきしめん.

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北野 裕子 博士

国立環境研究所 生物多様性領域 特別研究員

京都大学大学院理学研究科生物科学専攻博士課程学位取得修了、博士研究員として宮崎大学や琉球大学で勤務したのち、昨年度より国立環境研究所にて勤務。イシサンゴの形態とDNA解析の結果を比較して種分類や集団の遺伝的コネクティビティについて研究を行なっている。現生種でもまだまだ種同定に苦労しているが、化石もいずれ同定できるようになりたいと思い、喜界島での修行をもくろみ中。

松田 博貴 博士

熊本大学大学院先端科学研究部 基礎科学部門地球環境科学分野 教授

千葉県出身。1959年生まれ。1988年東京大学大学院理学系研究科地質学専攻博士課程を修了、博士(理学)修了後、石油公団石油開発技術センターを経て、1995年熊本大学理学部に着任。現在、同大学大学院先端科学研究部基礎科学部門地球環境科学分野教授。専門は炭酸塩堆積学・岩石学で、主に礁性堆積物の堆積環境や岩石化の過程について研究しています。これまで琉球列島の多くの島々で調査・研究やセミナーを実施し、喜界島も初めて調査に来てから既に30年以上が経過!

Samuel Kahng 博士

Associate Professor of Oceanography, Hawaii Pacific University

Dr. Kahng is a biological oceanographer who specializes in coral reef ecology and the oceanography of the Hawaiian Archipelago. He has a PhD in Oceanography rom the University of Hawaii and a BA in Physics from Carleton College. His research interests include mesophotic coral ecosystems, coral physiology, carbonate chemistry of coral reefs, coral reef fisheries management, and deep sea corals. He has participated in several oceanographic expeditions to remote/uninhabited atolls in the North Pacific and led several deep coral investigations (70-600 m) using submersibles. He is also a certified NAUI scuba instructor and an avid surfer, spear fisher, and outrigger canoe paddler.

後藤 明 博士

南山大学人文学部教授

東京大学修士(考古学)、ハワイ大学Ph.D.(人類学)
専門は海洋人類学、天文人類学
沖縄の海洋文化館新展示総監修をつとめ、現在、日本航海協会理事、沖縄伝承話資料センター理事、沖縄美ら島財団研究顧問などを務める。
エアドームプラネタリウムを作った社会アウトリーチ活動「星空人類学」を日本各地で実施中。

白井 厚太朗 博士

東京大学 大気海洋研究所 海洋化学部門 大気海洋分析化学分野 准教授

2007年、東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了、博士(理学)2019年から現職。専門は地球化学、古環境学、古生態学、貝殻、サンゴ、魚類耳石など炭酸カルシウムの骨格に含まれる化学・同位体組成の分析を主な手法として、成長線や形態の観察を組み合わせることで、主に過去の環境や生物の年齢や生態について研究しています。

樋口富彦 博士

東京大学 大気海洋研究所 環境動態分野 特任研究員

中高生の頃に海に魅せられ、ダイビングを満喫するため(?)に沖縄の琉球大学海洋自然科学科へ。大学院に進学し、博士後期課程修了(理学博士)。学位取得後、静岡大学特任助教を経て2015年より現職。サンゴの白化などストレス応答研究や骨格形成などバイオミネラリゼーション研究に従事。最近はマイクロプラスチックや環境DNAのサンプリングのため調査船に乗ったり、アジやサバなど魚類の耳石分析から回遊履歴の推定を行っている。大阪府出身。

Frederic Sinniger博士


Project researcher, Tropical Biosphere Research Center, University of the Ryukyus

Frederic Sinniger is a marine biologist studying biodiversity and ecology. After obtaining his PhD at the University of Geneva in biology and at the University of Aix-Marseille in marine environmental science, he worked in Japan, USA and UK before settling at the marine station of the University of the Ryukyus on Sesoko Island. His research on deep parts of coral reefs, between 30 and 120 m depth, examines how these ecosystems can contribute to the conservation of coral reefs in a warming ocean and identifies the threats they face. As a 2020 National Geographic Explorer, he explores the unique communities living at the deepest edge of coral ecosystems in Okinawa. Aside from his coral reef research, his research experience led him to study a variety of environments from the deep sea to Antarctica.

水山 克 博士

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
産総研特別研究員

2020年、琉球大学理工学研究科博士後期課程修了(学術博士)。兵庫県神戸市出身。現在は産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の特別研究員として、磯歩き・シュノーケル・スキューバ潜水による野外調査から、遺伝子やGIS情報を駆使したビッグデータ解析まで、サンゴ礁の生物多様性を中心に研究しています。在学中に、沖縄の専門学校、フリースクールの子どもたちと海岸で遊び、一緒に学ぶ楽しさに気づく。

田中 健太郎 博士

東京大学大気海洋研究所 大気海洋分析化学分野

宮城県出身。1983年生まれ。琉球大学大学院博士課程修了 (理学博士)。これまで沖縄やオーストラリアでサンゴの研究をしてきました。専門分野は化学です。サンゴの骨の成分や骨を作る仕組みについて研究しています。サンゴの骨と同じ物質を実験室で作ったりもしています.野外調査に出かける機会は少ないですが,ときどきサンゴを採りに出かけます。

脇谷 量子郎() 博士

東京大学大気海洋研究所生物海洋分野特任研究員

東京都出身。九州大学大学院生物資源環境科学府博士課程修了。博士(農学)。専門はウナギ類を中心とした魚類の生態学。幼少期より、ウナギやナマズといった淡水魚の姿に強く惹かれ、以降、常に魚の飼育を続ける。現在、自宅に6トン分の水槽を設置して世界中の淡水魚を飼育しつつ、奄美大島をはじめ、各地の河川で野外調査による生態研究を継続中。



主催:喜界島サンゴ礁科学研究所

後援:伊仙町、与論町教育委員会

協力:

日本航空株式会社 

日本エアコミューター株式会社


About 「KIKAI college」

KIKAIカレッジでは、地球・社会・私たちを取り巻く環境は、複雑で変化に富んでいます。科学を通じて物事を理解し、解決するための基礎(完成と知性)と問題能力を身につけます。そして、未来を見据えた新たなフィールドを創設することのできる、発想力と行動力のある次世代のリーダーを育成します。https://college.kikaireefs.org/