2023年度ページはこちら>>https://college.kikaireefs.org/2023sciencecamp/
2022年度サイエンスキャンプ参加者募集中!
―さんごの島「喜界島」で本物の研究者から学ぶ教育プログラム―
サイエンスキャンプを2022年度も開催いたします!情報は随時更新していきますので、ぜひホームページをチェックしてください。
昨年度の様子はこちらから。

〈開催日程〉
ジュニアコース:8月5日(金)〜8月9日(火)
アドバンスドコース:8月8日(月)〜8月15日(月)
KIKAI collegeのプログラムのひとつ、サンゴ礁サイエンスキャンプでは、毎年、夏休みの期間に全国の小中学生・高校生を対象に、喜界島に滞在して学ぶサイエンスキャンプを実施しています。小学校3年生から高校生までを対象としたジュニアコース、高校生とサンゴ塾研究コース受講生を対象としたアドバンスドコースがあります。
※ サンゴ礁サイエンスキャンプはKIKAI Collegeのプログラム「サンゴ塾」で学ぶ方(サンゴ塾生)が優先参加となります。サンゴ塾生の参加人数の決定後、一般の参加者の受け入れ人数が決定となりますので、ご了承ください。
サンゴ塾(対象:小学5年生~高校3年生)についてはこちらのページをご覧ください。
ジュニアコース:小学校3年生から高校3年生、サンゴ塾生
期間:2022年8月5日(金) ~8月9日(火) 四泊五日
*講師ひとりにつき、小学生、中学生、高校生、大学生、大学院生をそれぞれ含む研究チームを結成して、チームのテーマに沿って3日間の調査をおこないます。
*小学生・中学生は保護者同伴でのご参加をお願いいたします。
8月5日 開講式 (18:00 集合)
8月6日 研究実習
8月7日 研究実習
8月8日 研究実習
8月9日 成果発表会・閉講式 (14:30解散)
アドバンスドコース:高校生、サンゴ塾研究コース受講生
期間:2022年8月8日(月)〜8月15日(月) 七泊八日
*期間中、毎朝、大学・研究機関に所属するサンゴ礁研究者による講義があります。
*参加者でチームを組み、研究計画の立案をして1週間の調査を行い、その成果を喜界島のみなさんの前で発表します。本下記的な研究に挑戦できるコースです。
8月8日 開講式 (18:00 集合)
8月9日 ジュニアコース成果発表会聴講・サンゴ礁科学レクチャー
8月10日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月11日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月12日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月13日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月14日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月15日 成果発表会・閉講式(14:30解散)
■募集人数 ジュニアコース(小学生・中学生・高校生、サンゴ塾生):50名(うち奄美群島選抜10名) アドバンスドコース(高校生、サンゴ塾研究コース受講生):20名 高校生およびサンゴ塾研究コース受講生はジュニアコースまたはアドバンスドコースをご選択いただくか、ジュニア+アドバンスドコースの全期間での参加をご選択ください。 ※ サンゴ礁サイエンスキャンプはKIKAI Collegeのプログラム「サンゴ塾」で学ぶ方(サンゴ塾生)が優先参加となります。 サンゴ塾生の参加人数の決定後、一般の参加者の受け入れ人数が決定となりますので、ご了承ください。 サンゴ塾(対象:小学5年生~中学3年生)についてはこちらのページをご覧ください。 ■費用 プログラム実施時間中の昼食代、移動、施設使用料、研究に使う物品を含みます。 喜界島までの交通費および島内での宿泊費は含まれません。 ■応募期間 6月1日(水)〜7月3日(日) ■応募方法 応募フォームよりご応募をお願いいたします。 応募フォーム内容について審査のうえ、参加決定とさせていただきます。
■参加決定のお知らせ サンゴ塾生:6月13日(月)までにメールにてお知らせいたします。 一般生:6月13日(月)以降、順次メールにてお知らせいたします。 ■持ち物 キャンプ 野外調査できる服装(日数分)、スニーカー、サンダル、水着、海にそのまま入っても良いTシャツやラッシュガードと短パン、軍手、帽子、バスタオル(2枚以上)、ハンドタオル(2枚以上)、ノート、筆記用具、保険証、常備薬、日焼け止め、虫除け、シュノーケリング用のマスク、シュノーケル、フィン(個人用をお持ちの方はご持参ください。持っていない方には、研究所にて貸し出しいたします。)、新型コロナウイルス対策としてのマスクや消毒液など ■特記事項 ■新型コロナウイルス対策について ・本プログラムにご参加される皆様にはマスクの着用を常時お願いしております。(海でのフィールドワークなど着用が困難な場合は除く) ・健康上や身体上の理由でマスク着用が困難な場合については事前にご相談ください。 ・主催者側の指示に従っていただけない場合はご参加をお断りする場合もありますので、ご了承ください。 ・緊急事態宣言地域からの来島はP C R検査(参加者負担)をお願いすることがあります。その場合の検査費用は参加者負担となります。 ・新型コロナウイルスの感染状況(全国的な緊急事態宣言発令や喜界島島内での感染爆発などによる宣言が発出された場合)により、プログラムを中止せざるおえない場合は、1週間前を目処に参加者へお知らせをいたします。公的機関発信の宣言などがあれば航空券、宿泊費はキャンセル料が免除されます。お客様都合によるキャンセルの場合は、規定のキャンセル料が必要となります。 ・弊所の新型コロナウイルス対策については、こちらをご確認ください。 ■その他 サンゴ塾のお申し込みはこちら>>>https://forms.gle/7prgq1LwQ2GP4rrW7 ■Q&A Q.宿泊施設はどこが良いですか? A.下記URLの宿泊先一覧をご参考ください。 喜界町ホームページ:https://www.town.kikai.lg.jp/kankou/kanko-iju/shukuhaku.html 喜界島ナビ:https://kikaijimanavi.com/category/lodging/ また、ご旅行および宿泊の手配について、ご協力をいただいております日本航空(株) 様から航空券と宿泊のパッケージについてご紹介いただいております。 JALダイナミックパッケージ:https://www.jal.co.jp/jp/ja/domtour/promotion/ Q.宿泊施設から研究所までの移動手段はどうしたら良いですか? A.宿泊先と研究所の移動については、弊所が送迎を手配する予定です。 送迎の人数には限りがございますので、保護者の方の送迎ができない場合がございます。 その場合、喜界町循環バスのご利用やレンタカーの手配をいただく必要がありますので予めご了承ください。 Q.サイエンスキャンプ期間中、保護者はどのように過ごしたら良いですか? A.お子様の活動の様子を見学いただくか、島内観光などご自由に過ごされても構いません。 ※研究所による保護者向けのオプションプログラムを公開しました。(07/01更新) 保護者向けプログラムはこちら ■お問い合わせ先 college@kikaireefs.orgまでお問い合わせください ■講師・スタッフ紹介 ※随時更新
渡邊 剛 博士




喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長 北海道大学大学院理学研究院 講師 北海道大学理学部卒業.北海道大学地球環境科学研究科博士課程修了.オーストラリア国立大学,フランス国立気候環境研究所,ドイツアーヘン工科大学ハワイ大学などで研究員を歴任.サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために世界の海を駆け巡り未踏の地を探求するうみぼーずハンターズ.喜界島に魅了され弟子の山崎と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設.現在,精鋭部隊と共に研究所の発展と国内外からより多くの仲間を集めるために奮闘中.
山崎 敦子 博士




喜界島サンゴ礁科学研究所 所長/副理事長 九州大学大学院理学研究院 地球惑星科学部門 助教 2013年3月北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士後期課程修了.博士(理学).東京大学大気海洋研究所,GEOMARヘルムホルツ海洋研究センター,北海道大学大学院理学研究院で研究を行い,2018年4月から九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門助教.2014年5月に初めて喜界島を訪れ,ダイナミックな隆起サンゴ礁の景色に感動し,同年12月喜界町民になる.喜界島に国際的なサンゴ礁の研究所を作るため,渡邊理事長とともに2014年7月任意団体喜界島サンゴ礁科学研究所を発足.たくさんの仲間を得て,2015年8月喜界島サンゴ礁科学研究所を開所.地球環境変動,海の物質循環,サンゴ礁の形成,サンゴの進化など研究したいことが盛り沢山.
駒越 太郎 博士




喜界島サンゴ礁科学研究所研究員 2018年9月北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士後期課程修了.博士(理学).2018年4月より現職.博士課程より大型二枚貝シャコガイの殻の化学・同位体比分析と成長線の観察を組み合わせて、台風などの海洋環境を復元する研究を行っている.2017年より喜界島に滞在しながら海洋観測や喜界島サンゴ礁科学研究所の研究体制を確立できるよう奮闘中.地質調査や生物調査,サンゴの島の文化調査など,調査にいらした研究者の同行をさせてもらい多分野の経験を積ませてもらっている.趣味は水族館巡り,好物はきしめん.
Samuel Kahng 博士




ハワイ・パシフィック大学 海洋学准教授 生物海洋学者で、専門はサンゴ礁の生態学とハワイ諸島の海洋学。 ハワイ大学で海洋学の博士号を取得し、カールトンカレッジで物理学の学士号を取得。研究テーマは、中生代サンゴ生態系、サンゴの生理学、サンゴ礁の炭酸塩化学、サンゴ礁の漁業管理、深海サンゴなど。 北太平洋の遠隔地や無人環礁への海洋学的探検に参加し、潜水艇を使った深海サンゴ調査(70~600m)を数回指揮したことがあリます。また、NAUIスキューバインストラクターの資格を持ち、サーファー、スピアフィッシャー、アウトリガーカヌーパドラーとしても活躍しています。
松田 博貴 博士




熊本大学大学院先端科学研究部 基礎科学部門地球環境科学分野 教授 千葉県出身。1959年生まれ。 1988年東京大学大学院理学系研究科地質学先行博士課程を修了。博士(理学)終了後、石油公団石油開発技術センターを経て、1995年熊本大学理学部に着任。現在、同大学大学院先端科学研究部基礎科学部門地球環境科学分野教授。専門は炭酸塩堆積学・岩石学で、主に礁性堆積物の堆積環境や岩石化の過程について研究しています。これまで琉球列島の多くの島々で調査・研究やセミナーを実施し、喜界島も初めて調査に来てから既に30年以上が経過!
樋口富彦 博士




東京大学 大気海洋研究所 環境動態分野 特任研究員 中高生の頃に海に魅せられ、ダイビングを満喫するため(?)に沖縄の琉球大学海洋自然科学科へ。大学院に進学し、博士後期課程修了(理学博士)。学位取得後、静岡大学特任助教を経て2015年より現職。サンゴの白化などストレス応答研究や骨格形成などバイオミネラリゼーション研究に従事。最近はマイクロプラスチックや環境DNAのサンプリングのため調査船に乗ったり、アジやサバなど魚類の耳石分析から回遊履歴の推定を行っている。大阪府出身。
田中 健太郎 博士




東京大学大気海洋研究所 大気海洋分析化学分野 宮城県出身。1983年生まれ。琉球大学大学院博士課程修了 (理学博士)。これまで沖縄やオーストラリアでサンゴの研究をしてきました。専門分野は化学です。サンゴの骨の成分や骨を作る仕組みについて研究しています。サンゴの骨と同じ物質を実験室で作ったりもしています.野外調査に出かける機会は少ないですが,ときどきサンゴを採りに出かけます。
脇谷 量子郎 博士




東京大学大気海洋研究所生物海洋分野特任研究員 東京都出身。九州大学大学院生物資源環境科学府博士課程修了。博士(農学)。専門はウナギ類を中心とした魚類の生態学。幼少期より、ウナギやナマズといった淡水魚の姿に強く惹かれ、以降、常に魚の飼育を続ける。現在、自宅に6トン分の水槽を設置して世界中の淡水魚を飼育しつつ、奄美大島をはじめ、各地の河川で野外調査による生態研究を継続中。
About 「KIKAI college」
KIKAIカレッジでは、地球・社会・私たちを取り巻く環境は、複雑で変化に富んでいます。科学を通じて物事を理解し、解決するための基礎(完成と知性)と問題能力を身につけます。そして、未来を見据えた新たなフィールドを創設することのできる、発想力と行動力のある次世代のリーダーを育成します。https://college.kikaireefs.org/