サンゴ礁サイエンスキャンプ2023

サンゴ礁サイエンスキャンプを2023年の開催が決定しました!!

KIKAI collegeのプログラムのひとつ、サンゴ礁サイエンスキャンプでは、毎年、夏休みの期間に全国の小中学生・高校生を対象に、喜界島に滞在して学ぶサイエンスキャンプを実施しています。小学校3年生から高校生までを対象としたジュニアコース、高校生とサンゴ塾研究コース受講生を対象としたアドバンスドコースがあります。

※ サンゴ礁サイエンスキャンプはKIKAI Collegeのプログラム「サンゴ塾」で学ぶ方(サンゴ塾生)が優先参加となります。サンゴ塾生の参加人数の決定後、一般の参加者の受け入れ人数が決定となりますので、ご了承ください。
サンゴ塾(対象:小学5年生~高校3年生)についてはこちらのページをご覧ください。

〈開催日程〉
ジュニアコース:8月5日(土)〜8月9日(水)
アドバンスドコース:8月9日(水)〜8月15日(火)
 ※ジュニア+アドバンスドコース:8月5日(土)〜8月15日(火)

〈応募フォーム〉
https://forms.gle/m5ena9JWTrCejfRq7

〈募集日程〉
4月26日(水) 10時 一般生募集開始
 5月20日(土) サンゴ礁サイエンスキャンプ説明会@東京
5月28日(日) 一次募集締切
6月2日(金) 一次募集結果発表
6月25日(日) 二次募集締切
6月30日(金) 二次募集結果発表

これまでのサイエンスキャンプの様子はYoutubenoteからもご覧いただけます。

2022サンゴ礁サイエンスキャンプジュニアコース

2023年度サンゴ礁サイエンスキャンプ詳細

ジュニアコース:小学校3年生から高校3年生、サンゴ塾生

期間:2023年8月5日(土) ~8月9日(水)  四泊五日
*講師ひとりにつき、小学生、中学生、高校生、大学生、大学院生をそれぞれ含む研究チームを結成して、チームのテーマに沿って3日間の調査をおこないます。
*小学生・中学生は保護者同伴でのご参加をお願いいたします。

8月5日 開講式喜界島サンゴ礁科学研究所/17:30受付、18:00 集合)
8月6日 海洋実習、研究実習
8月7日 特別講義(仮)、研究実習
8月8日 研究実習
8月9日 成果発表会・閉講式  (喜界町役場コミュニティホール/12:30解散予定) 

*開講式、特別講義、成果発表会、閉講式は保護者の方もご参加いただけます。
*アドバンスドコース「感じる」プログラムは、ジュニアコースの参加者もご参加いただけます。

アドバンスドコース:高校生、サンゴ塾研究コース受講生

期間:2022年8月9日(水)〜8月15日(火) 六泊七日
期間中、毎朝、大学・研究機関に所属するサンゴ礁研究者による講義があります。
*参加者でチームを組み、研究計画の立案をして1週間の調査を行い、その成果を喜界島のみなさんの前で発表します。本下記的な研究に挑戦できるコースです。

8月9日 ジュニアコース成果発表会聴講、開講式、「感じる」プログラム喜界町役場/8:30 集合
8月10日 「感じる」プログラム・海洋実習
8月11日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月12日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月13日 サンゴ礁科学レクチャー・研究実習
8月14日 研究実習
8月15日 成果発表会・閉講式(喜界町役場コミュニティホール/15:00解散)

■募集人数
ジュニアコース(小学生・中学生・高校生、サンゴ塾生):50名 (うち奄美群島選抜10名)
アドバンスドコース(高校生、サンゴ塾研究コース受講生):20名
※ 高校生およびサンゴ塾研究コース受講生はジュニアコースまたはアドバンスドコースをご選択いただくか、ジュニア+アドバンスドコースの全期間での参加をご選択ください。
※ サンゴ礁サイエンスキャンプはKIKAI Collegeのプログラム「サンゴ塾」で学ぶ方(サンゴ塾生)が優先参加となります。
    サンゴ塾生の参加人数の決定後、一般の参加者の受け入れ人数が決定となりますので、ご了承ください。
    サンゴ塾(対象:小学5年生~中学3年生)についてはこちらのページをご覧ください。
※ 奄美群島選抜は、応募者の中から奄美群島の小〜高校に通う方を対象に書類選考を行い、10名を選抜して奨学金として参加費を補助する制度です。

■費用
詳細はチラシをご覧ください。
プログラム実施時間中の昼食代(ジュニアコースのみ)移動、施設使用料、研究に使う物品を含みます。
喜界島までの交通費および島内での宿泊費は含まれません。

■応募期間
一次募集締切:5月28日(日)
二次募集締切:6月25日(日)

■応募方法
応募フォームよりご応募をお願いいたします。
応募フォーム内容について審査のうえ、参加決定とさせていただきます。
■参加決定のお知らせ 
一次結果発表:6月2日(金)
二次結果発表:6月30日(金)

■持ち物
野外調査できる服装(日数分)、スニーカー、サンダル、水着、海にそのまま入っても良いTシャツやラッシュガードと短パン、軍手、帽子、バスタオル(2枚以上)、ハンドタオル(2枚以上)、水筒、飲み物、ノート、筆記用具、保険証、常備薬、日焼け止め、虫除け、シュノーケルセット(マスク、シュノーケル、フィン)
 ※シュノーケルセットは個人用をお持ちの方はご持参ください。持っていない方には、研究所にて貸し出しいたします

■その他
サンゴ塾のお申し込みはこちら>>>https://forms.gle/7prgq1LwQ2GP4rrW7

■Q&A
Q.喜界島への移動方法はどのような手段がありますか?
A.鹿児島または奄美大島から飛行機またはフェリーにてご来島いただけます。
飛行機(日本航空ホームページ):https://www.jal.co.jp/jp/ja/
フェリー(マルエーフェリーホームページ):https://www.aline-ferry.com/

Q.宿泊施設はどこが良いですか?
A.下記情報をご参考ください。
○宿泊先一覧
    喜界町ホームページ:https://www.town.kikai.lg.jp/kankou/kanko-iju/shukuhaku.html
    喜界島ナビ:https://kikaijimanavi.com/category/lodging/
○旅行/宿泊手配
    JALダイナミックパッケージ(航空券+宿泊パッケージ):https://www.jal.co.jp/jp/ja/domtour/promotion/
 奄美航空ツーリスト(宿泊手配): 0997-53-6113 (eigyo@ama2.jp) 担当/武原 平日8:30~17:30 ※土日祝休業 

Q.宿泊施設から研究所までの移動手段はどうしたら良いですか?
A.湾集落から研究所まで弊所にて送迎を手配いたします。
 送迎の集合場所と時間については、参加者に別途ご案内させていただきます。
    ※喜界町循環バスやレンタカーのご利用も可能です。

Q.サイエンスキャンプ期間中、保護者はどのように過ごしたら良いですか?
A.お子様の活動の様子を見学(開講式、成果発表会、)いただくか、島内観光などご自由に過ごされても構いません。
    研究所による保護者向けのオプションプログラムも開催予定です。 ※詳細は随時更新いたします。
 ・スノーケルライセンス講習
 ・サイエンススノーケル
 ・喜界島のサンゴ礁文化とジオスポットを巡るデイツアー
 ・ダイビングライセンス講習
 ・サンゴカフェ ランチ会
        など   

■お問い合わせ先
college@kikaireefs.orgまでお問い合わせください

■講師・スタッフ紹介 ※随時更新

渡邊 剛 博士

喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長
北海道大学大学院理学研究院 講師
総合地球環境学研究所

北海道大学理学部卒業.北海道大学地球環境科学研究科博士課程修了.オーストラリア国立大学,フランス国立気候環境研究所,ドイツアーヘン工科大学ハワイ大学などで研究員を歴任.サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために世界の海を駆け巡り未踏の地を探求するうみぼーずハンターズ.喜界島に魅了され弟子の山崎と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設.現在,精鋭部隊と共に研究所の発展と国内外からより多くの仲間を集めるために奮闘中.

山崎 敦子 博士

喜界島サンゴ礁科学研究所 所長/副理事長
名古屋大学大学院環境学研究科 講師

2013年3月北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士後期課程修了.博士(理学).東京大学大気海洋研究所,GEOMARヘルムホルツ海洋研究センター,北海道大学大学院理学研究院で研究を行い,2018年4月から九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門助教.2014年5月に初めて喜界島を訪れ,ダイナミックな隆起サンゴ礁の景色に感動し,同年12月喜界町民になる.喜界島に国際的なサンゴ礁の研究所を作るため,渡邊理事長とともに2014年7月任意団体喜界島サンゴ礁科学研究所を発足.たくさんの仲間を得て,2015年8月喜界島サンゴ礁科学研究所を開所.地球環境変動,海の物質循環,サンゴ礁の形成,サンゴの進化など研究したいことが盛り沢山.

駒越 太 博士

喜界島サンゴ礁科学研究所研究員

2018年9月北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士後期課程修了.博士(理学).2018年4月より現職.博士課程より大型二枚貝シャコガイの殻の化学・同位体比分析と成長線の観察を組み合わせて、台風などの海洋環境を復元する研究を行っている.2017年より喜界島に滞在しながら海洋観測や喜界島サンゴ礁科学研究所の研究体制を確立できるよう奮闘中.地質調査や生物調査,サンゴの島の文化調査など,調査にいらした研究者の同行をさせてもらい多分野の経験を積ませてもらっている.趣味は水族館巡り,好物はきしめん.

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Samuel Kahng 博士

ハワイ・パシフィック大学/北海道大学
JSPS招聘研究員

生物海洋学者で、専門はサンゴ礁の生態学とハワイ諸島の海洋学。
ハワイ大学で海洋学の博士号を取得し、カールトンカレッジで物理学の学士号を取得。研究テーマは、中生代サンゴ生態系、サンゴの生理学、サンゴ礁の炭酸塩化学、サンゴ礁の漁業管理、深海サンゴなど。
北太平洋の遠隔地や無人環礁への海洋学的探検に参加し、潜水艇を使った深海サンゴ調査(70~600m)を数回指揮したことがあリます。また、NAUIスキューバインストラクターの資格を持ち、サーファー、スピアフィッシャー、アウトリガーカヌーパドラーとしても活躍しています。

松田 博貴 博士

熊本大学大学院先端科学研究部 基礎科学部門地球環境科学分野 教授

千葉県出身。1959年生まれ。
1988年東京大学大学院理学系研究科地質学先行博士課程を修了。博士(理学)終了後、石油公団石油開発技術センターを経て、1995年熊本大学理学部に着任。現在、同大学大学院先端科学研究部基礎科学部門地球環境科学分野教授。専門は炭酸塩堆積学・岩石学で、主に礁性堆積物の堆積環境や岩石化の過程について研究しています。これまで琉球列島の多くの島々で調査・研究やセミナーを実施し、喜界島も初めて調査に来てから既に30年以上が経過!

Steffen Hetzinger 博士

キール大学 客員研究員

長寿サンゴやサンゴ藻などの海洋生物の骨格から、過去の環境シグナルを抽出することを研究テーマとしている。研究対象地域は熱帯から北極圏に及ぶ。キール大学で海洋地質学の博士号を取得後、カナダのトロント大学で博士研究員を務め、その後、GEOMARヘルムホルツ海洋研究センター(キール)とハンブルク大学で研究プロジェクトを行った。人新世の気候・環境変動を研究し、よりよく理解するための新しい高解像度古地震指標と分析的アプローチの開発と応用を専門とし、特に、古気候学、年代測定学、地球化学、地質学に関心を持っています。

情報は随時更新していきますので、お楽しみに!

主催:喜界島サンゴ礁科学研究所
後援:文部科学省、鹿児島県、鹿児島県教育委員会、喜界町、喜界町教育委員会
協賛/協力:日本エアコミューター(株)、一般財団法人セブン-イレブン記念財団

【満員御礼】サンゴ礁サイエンスキャンプ説明会を開催!

サンゴ礁サイエンスキャンプ&サンゴ塾の説明会を5月20日(土)15:00~16:30にて開催します。
オンラインまたはオフラインでご参加いただけます。
オフライン会場:(株)フロンティアコンサルティング 東京本社
        〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6−1 大手町ビルヂング 1F

お申し込みは公式LINEにて受付ています。説明会詳細はこちら 終了いたしました。

2022年度サンゴ礁サイエンスキャンプ

サンゴ礁サイエンスキャンプ2022募集ページ

About 「KIKAI college」

KIKAIカレッジでは、地球・社会・私たちを取り巻く環境は、複雑で変化に富んでいます。科学を通じて物事を理解し、解決するための基礎(完成と知性)と問題能力を身につけます。そして、未来を見据えた新たなフィールドを創設することのできる、発想力と行動力のある次世代のリーダーを育成します。https://college.kikaireefs.org/