実践型教育プログラム「 KIKAI college 」
人とサンゴと地球の未来
サンゴの島で地球環境を考え実践する
「 KIKAI college 」
OUR
MISSION
人と地球環境のあり方を考え、
より良い未来を想像する人材を
育成する
KIKAI Collegeは喜界島サンゴ礁科学研究所に付属する教育機関です。「100年後に残す」をミッションとして、サンゴ礁科学を柱に、学術分野、地域、社会において人と地球環境のあり方を考え、より良い未来を創造する人材を育てる実践型の教育プログラムを提供しています。


ごあいさつ
私たちサンゴ礁研究者は、世界でも稀に見る化石サンゴ礁でできた喜界島に研究所を設立し、美しいサンゴの海とそこで生まれた自然や文化、そして社会を見つめて来ました。この美しい自然と人々の暮らしを残していきたい、そして私たちの研究も将来へとつながっていくように「100年後に残す」という目標を立てました。
この小さな島、喜界島は小さな地球のモデルです。この島で起きている問題は、世界のどこでも起きているでしょう。私たちは、KIKAI collegeで学んだことをみなさんが世界中の地域で取り組んだら、地球の未来を変えられると思っています。みなさんが100年後に残したい未来を一緒に考えていきましょう。
喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長 渡邊 剛
所長 山崎 敦子
Curriculum
100年後に残すために
私たちの研究拠点である喜界島サンゴ礁科学研究所は「100年後に残す」を理念として2014年に設立されました。私たち研究者は目の前にある自然と人の営み、そして私たちに託された科学を100年先まで残せるように、地球環境と人類のより良い未来を牽引する次世代の人材を育てる取り組みを始めました。
KIKAI Collegeでのまなびは「感じる」「見つける」「伝える」「残す」の4つの過程で構成されています。

KIKAI Collegeのまなび
「感じる」「見つける」「伝える」「残す」の4つのフィールド

01
感じる
自然から学ぶ、先人から学ぶ
感じるプログラムでは、自然と人の営み、科学や文化の歴史を体感します。講義やセミナーで学びながらフィールドワークを体験します。

02
見つける
課題を探求する
見つけるプログラムでは、感じるプログラムで発見した課題を解決するための研究や調査をしながら新たな知の発見を目指します。

03
伝える
発見を共有する
伝えるプログラムでは、先人たち、そして自ら発見した新たな知を社会に共有する方法をプロジェクトを通して学びます。

04
残す
100年後に残す
残すプログラムでは、見つけて伝えてきたことを論文やアート、施策として残します。

感じる
自然から学ぶ、先人から学ぶ
感じるプログラムでは、自然と人の営み、科学や文化の歴史を体感します。講義やセミナーで学びながらフィールドワークを体験します。

見つける
課題を探求する
見つけるプログラムでは、感じるプログラムで発見した課題を解決するための研究や調査をしながら新たな知の発見を目指します。

伝える
発見を共有する
伝えるプログラムでは、先人たち、そして自ら発見した新たな知を社会に共有する方法をプロジェクトを通して学びます。

残す
100年後に残す
残すプログラムでは、見つけて伝えてきたことを論文やアート、施策として残します。

Program
講義やプロジェクトの紹介
地球・社会・わたしたち人間を取り巻く環境は、複雑で変化に富んでいます。KIKAI Collegeでは科学を通じて物事を理解し、解決するための基礎(感性と知性)と問題解決能力を身につけます。そして、サンゴ礁と目の前に住む人々が育んできた歴史や文化、社会を学びの場として、地球環境と人の関わり方を考えます。未来を見据え、新たなフィールドを創設することのできる、発想力と行動力のある次世代のリーダーを育成します。
ここでは世代を問わず、これからの100年後に何を残していくかを一緒に考えます。
喜界島PR動画「喜界島-過去と未来をつなぐ島-」
“サンゴ礁が隆起し続ける奇跡の島”、科学者と写真家、両者の目と心を通して見えてくる喜界島の姿をご覧ください。
Voice
KIKAI College生の声

分野というのはそこまで重要な問題ではなく、
その場で何を学べるかが大切
- 氏名
-
椛島 賢斗
- 出身
-
福岡県
- Collegeへの参加
-
2021年3月から現在
- 所属
-
立教大学文学部卒業
-
1ヶ月間での経験
・喜界島PR動画の写真撮影補助と動画編集補助
・ビーチクリーンの企画と実施
・国立環境研究所の気候変動影響ヒアリング調査補助
将来、旅行や海に関わる仕事がしたくて、ここでの学びが将来自分の働く場で武器になればいいなと考えています。サンゴに関する知識や環境保全に関する考え方などを学び、将来、自分でアクションを起こすときにサンゴ研での経験を活かして高いレベルでできると良いなと思い、応募しました。

環境の変化を自分の五感で感じる
- 氏名
-
吉田 桃英
- 年齢
-
21歳
- 出身
-
神奈川県
- Collegeへの参加
-
2021年8月から現在
- 所属
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James Cook University, QLD, Australia
-
- 普段学校でやっていること
-
海洋科学部でいろんな分野の学問を学んでいます。その中で生物学的視点以外からでもサンゴ礁保全ができることを知り、今は自分の得意分野である物理を専攻にしています。
1ヶ月間での経験
サンゴCAFEの営業・SNS管理、サンゴ幼生飼育、サイエンスキャンプの準備・スタッフ、採水観測、フィールド調査など、多種多様な業務をさせていただきました!
一番惹かれたのは、実際のフィールドに研究所があるというところです。私自身、現地でしか実感できない環境変動や地元の方々の雰囲気があると思っていました。なので世界的にも稀なサンゴ礁が隆起し続ける島「喜界島」に拠点がある研究所で学び、貴重な経験をさせていただきたいと思い、応募しました。
Apply
大学生・大学院生・社会人のみなさんへ
\第一期生募集中!詳しくは募集ページまで /
KIKAI collegeからの
お知らせ
小学生・中学生・高校生のみなさんへ
サンゴ塾・サンゴ礁サイエンスキャンプ
サンゴ塾はKIKAI Collegeプレスクールです。サンゴ塾では小学生からサンゴ礁の研究に取り組みます。
夏休み・春休みには喜界島や世界のサンゴ礁へフィールドワークに出かけ、オンラインあるいは喜界島で研究を実施します。

サンゴ塾からのお知らせ

サンゴ塾
対象:小学校6年生〜中学校3年生
個別の研究指導を行い、課題解決能力を養うとともに、地域や研究機関との連携を通して「課題や分野にとらわれずアプローチする力」を養っていきます。
\ 詳しくは募集ページまで /
サンゴ礁サイエンスキャンプ
ジュニアコース:小学校5年生〜中学校3年生
アドバンスドコース:高校生・サンゴ塾
サンゴ礁に関連する様々な分野の講義と、喜界島でのフィールドワークを通し「幅広い視野と課題解決能力」を養っていきます。キャンプは夏休みの期間に実施しています。
\ 夏休みの期間に実施! /
#100年後に残す