サンゴ塾レクチャーコース メンター紹介

今年度のサンゴ塾レクチャーコースのメンターをご紹介します!

サンゴ塾レクチャーコースでは、メンター(大学や研究機関に所属する研究者)による講義を月に一度のペースで開催いたします。一年間を通じ、様々なメンターの講義を受講することで、地球環境課題を複合的に理解する力を身につけることができます。

この記事では、今年度の講義を担当するメンターをご紹介いたします。

テーマ:南太平洋におけるサンゴとサンゴ礁-神話と神殿から

後藤 明 先生

後藤明 博士
南山大学人文学部 教授
東京大学修士(考古学)、ハワイ大学Ph.D.(人類学)
専門は海洋人類学、天文人類学です。
沖縄の海洋文化館新展示総監修をつとめ、現在、日本航海協会理事、沖縄伝承話資料センター理事、沖縄美ら島財団研究顧問などを務めています。
また、古代船の研究や制作、社会アウトリーチ活動としてエアドームプラネタリウムを使用した「星空人類学」を日本各地で展開しています。

自然科学分野だけではなく、人類学や歴史、神話などの視点からサンゴ礁を考えてみましょう!

テーマ:薩南諸島のサンゴ礁の魚たちと分布特性

近年、鹿児島大学総合研究博物館の研究チームが中心となり、薩南諸島の魚類相解明に向けた大規模な調査・研究が進められています。薩南諸島全域には2,500種を超える魚類が生息すると推定され、これは日本産魚類の半数以上に相当するが分かってきました。本講義では、フィールド調査の様子を踏まえながら、サンゴ礁性魚類の紹介や薩南諸島の各島嶼の魚類相の特徴、近年発見された珍しい魚を紹介します。

本村 浩之 先生

本村浩之 博士
鹿児島大学総合研究博物館 教授
専門は魚類分類学です。
現世脊椎動物(哺乳類,鳥類,爬虫類,両生類,および魚類)は約4万8千種といわれていますが、その半数以上を占める2万8千種が魚類です。魚類はこのように種類数が多いことに加え、我々人間には見渡せない水中に棲息しているため、どんな種がどこに分布しているのかなどの基礎的なことでさえいまだに分っていません。そこで、特に分類学的に不明な点が多いカサゴの仲間を中心に、世界をフィールドにして分類学的研究を進めています。また、東南アジアの淡水魚の研究も行っています。国際的な研究に加え、鹿児島の魚類についても研究を行っています。

サンゴ塾生には魚が大好きな方が多いです。魚の研究の最前線を一緒に学びましょう!

テーマ:現在そして未来のサンゴ礁は?

栗原 晴子 先生

栗原晴子 博士
琉球大学理学部海洋自然学科 教授
東京生まれ。幼少期をカナダ、ブラジルなどで過ごし、京都大学理学研究科博士課程を修了。博士修了後、長崎大学水産学部を経て現在の琉球大学理学部に着任。
サンゴ礁の環境と生物の関係を研究しています。研究室では普段、実際に海に行って生き物を観察したり、海水を機械で分析したり、サンゴの飼育実験などを行っています。

サンゴ礁の未来はどうなるでしょうか?栗原先生と一緒に考えてみましょう!

テーマ:サンゴ礁生態系の現在と未来

生態系とは、そこに住む生き物たちと関連する周りの環境を含んだ全体を指す言葉です。生き物と環境はお互いに影響を及ぼし合っていて、生き物がいることで環境が変わり、環境が変わることで生き物の状態も変わっていきます。サンゴやサンゴ礁に住む生き物は、環境と相互作用しながら、過去から現在にかけてどのように移り変わっていったでしょうか?そして将来どのように移り変わっていくでしょうか?近年では、地球温暖化や海洋酸性化、そして陸域の開発に伴う赤土の流出や栄養塩の流出など、サンゴ礁生態系に大きな影響を与える様々な問題があります。予想されるサンゴ礁生態系の将来についてお話するとともに、そのような予測を行いうための手法についても紹介します。サンゴ礁生態系と人間社会がより良い豊かな関係を築いていくためにはどうしたら良いのか、一緒に考えてみましょう。

中村 隆志 先生

中村隆志 博士
東京工業大学環境・社会理工学院 准教授
主にサンゴ礁息の沿岸生態系を対象に、奥深き生態系の謎を理解するための様々な恩給を行っています。特に、サンゴ礁息の生態学的なモニタリング、地球化学的な手法を用いた水質等のモニタリング、物理観測等を行い、それらを統合した生態系モデルの開発や数値シミュレーションによる研究に力を入れています。

様々なデータからみる現在と未来のサンゴ礁、気になりますね!

テーマ:サンゴ礁の生態学(仮)

Samuel Kahng 先生

Samuel Kahng 博士
ハワイ・パシフィック大学 海洋学准教授
生物海洋学者で、専門はサンゴ礁の生態学とハワイ諸島の海洋学
ハワイ大学で海洋学の博士号を取得し、カールトンカレッジで物理学の学士号を取得。研究テーマは、中生代サンゴ生態系、サンゴの生理学、サンゴ礁の炭酸塩化学、サンゴ礁の漁業管理、深海サンゴなど。
北太平洋の遠隔地や無人環礁への海洋学的探検に参加し、潜水艇を使った深海サンゴ調査(70~600m)を数回指揮したことがあリます。また、NAUIスキューバインストラクターの資格を持ち、サーファー、スピアフィッシャー、アウトリガーカヌーパドラーとしても活躍しています。

元気いっぱいなサム先生、海のことについてたくさん質問してみましょう!

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皆さまのご応募、お待ちしております。

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